メリット、向く人

マルチディスプレイとは、１台のパソコンに複数のモニター（ディスプレイ）を接続して使用することを言います。すなわちディスプレイの表示領域が広がるんですね。これは非常に大きなメリットです。具体的なシーンをいくつか挙げてみます。


■左画面にExcel、右画面にWordを同時に表示してコピー＆ペースト作業。

■左画面で仕事のソフトなどを立ち上げながら、右画面で検索やメールチェック。

■左画面でプログラミングを行いながら、右の画面で実行結果を表示、確認。


まあ、こんな感じでその人のスタイルに合った利点が出てきます。そして、上記のメリット特に強く受けることが出来る人達がいます。

ex.デイトレーダー
私もその一人なんですが、やはり複数のウインドウを立ち上げるデイトレーダーにとって、マルチディスプレイは最適です。私は左画面に取引画面とニュース、右画面にチャートを表示させてトレードすることが多いです。チャートを常時表示したままで仕事の調べ物等もできます。とても快適なんですが、『環境が良い＝トレードで勝てる』と単純に結びつかないのでご注意を。

ex.開発者などクリエイティブな人
上記の具体例でも挙げましたが、一方の画面で開発作業を行いながら、もう一方でそれを確認することが出来ます。複数のソフトを立ち上げる必要がある場合、それらの切り替え回数が減ることで作業効率が飛躍的にアップします。

その他にＰＣでゲームをする人や経理関係などの入力作業の多い人などもマルチディスプレイと相性が良いようです。しかし、一度この環境になれてしまうと、普通にネットサーフィンするだけでもついついマルチディスプレイでやってしまいます。そういう意味では、ＰＣを使うほとんどの人にメリットがあると言えるでしょう。